冬だけじゃない!「何を塗っても乾燥する」その顔、バリア機能崩壊かも?

化粧水や乳液、クリームをたっぷり塗っても顔がすぐに乾燥してしまう、そんな悩みを抱えていませんか。実はその原因、保湿剤の選び方だけでなく、肌のバリア機能が低下している可能性があります。

乳液とクリームの違いとは

何を塗っても顔が乾燥する原因

顔に何を塗っても乾燥してしまう場合、その根本原因は肌のバリア機能低下にあると考えられます。バリア機能とは、わずか0.02mmの角質層が水分を保ち、外部刺激から肌を守る仕組みです。

バリア機能が崩壊すると、水分が蒸発しやすくなるだけでなく、紫外線やアレルゲン、細菌などが侵入しやすくなります。その結果、赤みやヒリヒリ、かゆみといった多様な肌トラブルにつながる可能性があります。

バリア機能が低下すると起こる症状

何を塗ってもしみる、乾燥がすぐぶり返すといった症状は、バリア機能低下の典型的なサインと見られます。その他にも、肌のごわつきやニキビ、毛穴トラブルの悪化などが挙げられます。

また、乾燥によるバリア機能の低下は皮脂の過剰分泌を招き、オイリーに見えるのに実は乾燥しているインナードライ肌の状態を引き起こすことがあります。

バリア崩壊を招く主な要因

バリア機能を低下させる原因は多岐にわたります。洗いすぎや強い摩擦、過度なピーリングやスクラブ、間違ったクレンジングなどが挙げられます。

また、空気の乾燥や冷暖房、紫外線によるセラミド減少や皮脂酸化も要因となることがあります。栄養バランスの悪い食生活、水分不足、睡眠不足、ストレス、加齢なども関係していると考えられます。

バリア機能低下のサインと原因

チェック
主な症状
何を塗ってもしみる・乾燥ぶり返し・ごわつき・ニキビ
チェック
スキンケア要因
洗いすぎ・強い摩擦・過度なピーリング・間違ったクレンジング
チェック
生活・環境要因
乾燥・冷暖房・紫外線・栄養不足・睡眠不足・ストレス

顔のバリアを壊さないスキンケア習慣

顔に何を塗っても乾燥するという状態を改善するには、バリア機能を壊さないスキンケア習慣への見直しが重要です。まずは洗顔方法から確認してみましょう。

過度な洗顔やゴシゴシこする摩擦、強いクレンジングは、必要な角質や皮脂膜まで取り除き、バリア機能を崩壊させる主因となります。

洗顔で気をつけるべきポイント

洗顔回数は1日2回程度にとどめ、洗浄力の強すぎる洗顔料は避けましょう。ぬるま湯で優しく洗い、タオルで拭く際も押さえるように水分を取ることが望ましいとされています。

洗顔後はすぐに保湿する習慣をつけることも大切です。アルコールや香料が強い化粧品は刺激になる可能性があるため、肌の状態を見ながら使用しましょう。

バリア機能を補う保湿の方法

保湿剤を選ぶ際は、セラミドなどバリア成分を補う成分が含まれているものが有用と考えられます。化粧水で水分を与えた後、乳液やクリームなどの油分でフタをしましょう。

セラミドは肌の角質層の細胞間脂質として水分を閉じ込め、外部刺激から肌を守るバリア機能を強化します。アミノ酸は天然保湿因子として水分を保持し、スクワランは軽い油分として肌表面をしっとりと保つことでバリアを補強します。

ただし、ベタつくからと油分を避けると、水分だけでは蒸発しやすく乾燥がぶり返す可能性があります。

洗顔・保湿のポイント

チェック
洗顔は優しく
ぬるま湯・1日2回程度・強い洗浄は避ける
チェック
すぐに保湿
化粧水→乳液・クリームでしっかりフタをする
チェック
刺激成分に注意
アルコール・香料の強い製品は避ける

関連アイテム

季節を通じた顔の乾燥対策

顔の乾燥は冬だけの問題ではありません。季節や環境に応じたケアが、バリア機能を守るために重要と見られます。

紫外線は一年中降り注ぎ、特にUV-Bは細胞間脂質を作る力を弱め、UV-Aはコラーゲンやエラスチンを破壊してバリア機能低下を招く可能性があります。

季節別の注意点

日焼け止めは適量を塗り、こまめに塗り直すことが大切です。ただし、クレンジングのしすぎは逆にバリア機能を傷つける可能性があるため注意が必要です。

冬は乾燥と暖房による影響、梅雨から夏は高温多湿と汗や皮脂、雑菌によるバリアの乱れが起こりやすいと考えられます。高温多湿の季節は一見乾燥と無縁に見えますが、汗や雑菌の増加でかゆみや湿疹、ニキビなどのトラブルが増える傾向があります。

生活習慣から整えるバリア機能

スキンケアだけでなく、生活習慣からのアプローチも有用です。水分摂取や栄養バランスの取れた食事、特にタンパク質や必須脂肪酸、ビタミン類などを摂るよう心がけましょう。

睡眠は肌のターンオーバーと関係し、ストレスはホルモンバランスを通じて皮脂や乾燥に影響を与える可能性があります。強いかゆみや湿疹、ひび割れ、出血、しつこい炎症がある場合は、皮脂欠乏性湿疹などの可能性も考えられるため、皮膚科受診を検討しましょう。

季節別・生活習慣のポイント

チェック
紫外線対策
日焼け止め適量・こまめに塗り直し・クレンジングしすぎ注意
チェック
季節別ケア
冬:乾燥・暖房対策、夏:汗・皮脂・雑菌対策
チェック
生活習慣
水分摂取・栄養バランス・睡眠・ストレス管理

関連アイテム

まとめ

何を塗っても顔が乾燥する原因は、保湿不足ではなくバリア機能の低下にある可能性があります。洗顔や保湿、紫外線対策といったスキンケア習慣の見直しと、生活習慣の改善が期待されます。症状が長引く場合は、専門医への相談も選択肢の一つです。

ドクターズスタイルでは、美容クリニックでの診療経験をもとに、医師が厳選したバリア機能をサポートするスキンケア製品を取り揃えています。乾燥が気になる方は、セラミド配合など肌に優しいアイテムをぜひお試しください。

スキンケアの
おすすめ製品はこちらから
関連記事・人気記事